“映え”狙い一切ナシ、シンプルな見た目の神戸発のドーナツが、いまSNSで話題になっています。地元の人気インスタグラマーも「ひと口食べて、これは絶対にバズると確信した!」と太鼓判を押す一品。いったいどのようなドーナツなのでしょう? その味わいとは?
『BRUN-cafe & donuts -』(以下、ブラン)は昨年10月、神戸市中央区・花隈にあるゲストハウス『Ini. Kobe(イニ コウベ)』一階にオープンしました。オーナーの荒田さんは、店を開く前は兵庫県内にあるカフェにパティシエとして勤務していました。独立にあたって店の名物になるスイーツを開発しようと考え、「私が本当に食べたい理想のドーナツを形に」と食感・風味をとことん追求。特製のドーナツを作り上げたといいます。
ドーナツは計5種類。プレーン、シュガー、きなこ、チョコに、日替わりのフレーバーが加わります。日替わりは、これまでにメープル、黒胡麻、抹茶などが登場。リクエストが多いものは再登板させることもあるそう。どれも100~200円台で、素材の風味を生かした素朴な味わいが特長です。見た目はシンプルながら、SNSでもその“味”に惚れた人の声が多数確認できます。
荒田さんによると、こだわっているのは「毎日食べても飽きない味に仕上げること」。時間が経ってもふわふわな軽くて優しい食感を実現するため、製粉業者と共同で配合を調整して店専用の粉を開発したといいます。
荒田さんが目指した通り、ブラン独自の味は“何個でもいけるドーナツ”として口コミやSNSを通して瞬く間に話題になり、リピーターも増えているそうです。手土産にと、10個、20個まとめてテイクアウトする人も多いのだとか。神戸を中心に活動するインスタグラマー・ウラリエさんも、自身のラジオ番組で「毎日でも食べたい」と話しました。
来店客は、10代から50〜60代まで年齢も性別も様々。荒田さんは「うちのドーナツ、おいしいでしょ!? たくさんの人に味わってもらいたいです」と胸を張りました。
※価格などの情報は取材当時のものです。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より