『東姫路』は2016年開業と、このエリアでは最も新しい駅。利用客はさほど多くはありませんが、736床を持つ「はりま姫路総合医療センター」の最寄り駅にもなります。
さあ、列車は『姫路』に到着です。私の乗った列車はこのあと『英賀保』、『はりま勝原』を経て、『網干』まで走っていきます。姫路駅ホーム上にある、まねき食品の「駅そば」は、和風だしに中華麺という、まさに姫路のソウルフード。また駅前の商業施設に入る回転焼きでおなじみ「御座候」(ござそうろう)の担々麺の店も人気で、担々麺390円・ジャンボ餃子(3個)290円はイマドキうれしいですね。
この姫路からは播磨新宮方面への姫新線、いまなお元気にワインレッドの103系が走る播但線、山陽本線を西に向かう黄色い普通列車たち、そして元町・梅田方面に向かう山陽電車など、いろんな路線にも出会うことができる、鉄のワンダーランドなんです。
ぜひ一度、東播磨の沿線各駅をのんびり乗り降りしてみてください。(羽川英樹)