また、加古郡稲美町に展開する店舗「パン・ド・ミ」は、憩いの場の少ない稲美町で地域の人たちの交流の場、そして安らぎの場として親しまれているといいます。
これらの店舗では、地域の農業支援につながる活動も行われています。
パントアーウ、パン・ド・ミでそれぞれ限定販売している食パンに、同社創業の地である加古川産の小麦粉「ゆめちから」と兵庫県産の「せときらら」が100%使用されているのです。熟考を重ねたレシピで焼き上げられるこれらの食パンはまさに、素材と素材、素材と職人の腕が“出会って”もたらされる特別な一品と言えそうです。
西川さんは「地元を盛り上げる活動に、これからも力を入れて取り組んでいきたい」と今後の展望を語りました。
ニシカワ食品の西川裕順さん(写真中央)と、番組パーソナリティの谷五郎(同左)、洲崎春花(同右)
※ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』より
(取材・文=洲崎春花)