若田優花さん(26)はバーテンダー歴4年で、4月に行われたバーテンダーカクテルコンペティションで関西1位に。普段はシェイカーを持つ若田さん、大型のシェイカーでカクテルをシェイクする際は5人分で350グラム。今度は200キロもあるみこしをメンバーで担いだが、「シェイカーは体幹が大事。おみこしも同じですよ」と自信満々。
福田望琴(みこと)さん(26)は、叔母が第3回(1984年)にギャルみこしに参加。ふだんは作業療法士として、リハビリのサポートをする中、ずっと参加したいと思っていた。「もっと元気を発信したい」との衝動に駆られたという。
阿部汐莉さん(25)は、児童心理治療施設に勤める。学生時代から応募しようと思い、ようやく念願がかなった。職場ではさまざまな境遇のもと、自分の感情がうまく表現できなかったり、社会になじめなかったりする子どもたちと正面から向き合い、サポートしている。
阿部さんは「事情があって家庭に戻れない子どもたちにも、失敗してもいいからチャレンジする気持ちを知ってほしいと思います。そんな姿を見せることで、何か一歩を踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しい」と話した。