斎藤知事はこの日の会見の端々で、「厳しい状況だが、県政を前に進めることが私の責任の取り方だ」と繰り返した。
パワハラ行為に関しては「業務上、必要な範囲内だ。厳しい指摘もあったと思う。いずれ(一定レベルに)たどり着いてほしいとの思いがあった」とした。
告発文書の内容を審議する兵庫県議会の百条委員会が、8月以降本格化する。
告発者が死亡した中、百条委は事実関係を調査する手段のひとつとして県職員約9700人へのアンケートを実施する。
斎藤知事はこのことについて、「あくまでも百条委が決めたこと。内容について、いつ、どこで、誰が発したことなのかが重要だと思う」と話すにとどまった。