京の老舗・笹屋伊織、JALとコラボ第1弾 奄美産“ドラゴンフルーツ”が和菓子に変身! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

京の老舗・笹屋伊織、JALとコラボ第1弾 奄美産“ドラゴンフルーツ”が和菓子に変身!

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 世界自然遺産・奄美大島の美しい自然の中で育った鮮やかなピンク色が特徴のドラゴンフルーツは、実がギュッと詰まり、優しい甘さを感じられる。島では毎年7月に市場にドラゴンフルーツが並び始め、「ついに本格的な夏が来た」と島の季節を感じさせてくれるという。

 笹屋伊織・製造部の寺田朋希さんは、「燦燦」《販売価格 税別1100円》について、トロピカルフルーツでマンゴーを使用してプリンやムースなどのカップスイーツを製造したことはあったが、ドラゴンフルーツは見た目の鮮やかなピンク色とは対照的に、あっさりとしていたため、「白あんとマッチする」と思ったという。

 さらにドラゴンフルーツの形状をかたどるため、ドラゴンフルーツの果肉を混ぜた白あんと、すりつぶした山芋を練り合わせて球状にし、あんをそぼろ状にした”きんとん”で表現した。本来は淡い色合いが特徴の京菓子だが、ビビッドな色合いにして趣を変えた。

 もう一つは、レッドドラゴンフルーツの果汁で色と風味を付けた”練り切り”。クリームチーズとドラゴンフルーツの果汁、白あんを合わせたあんを包みドラゴンフルーツの表皮を茶巾で表現した。

 そして、干菓子の「紅宝(ルージュ)」《販売価格 税別1600円》は、レッドドラゴンフルーツの果汁で色、風味付けをした赤い琥珀糖と、ドラゴンフルーツの種だけを加え、ヨーグルト風味で酸味を利かせた白い琥珀糖の2種類。

 いずれも今年(2024年)1月に構想が立ち上がり、5月に試作品が完成した。

笹屋伊織 製造部・寺田朋希さん「素材の色をそのまま生かす ここに自信が」

※「JAL Sweets Box with JAL cabin attendant」~JAL客室乗務員のアイデアから生まれたスイーツブランド

《「燦燦」「紅宝(ルージュ)」》

■笹屋伊織 各店舗で販売(8月1日〜31日)
・京都=笹屋伊織本店、別邸、南店、JR京都伊勢丹店、京都高島屋店、京都大丸店、SASAYAIORI+京都御苑
・東京=新宿伊勢丹店、渋谷東急フードショー店、SASAYAIORI+新宿御苑(「きんとん+抹茶」「練り切り+抹茶」のいずれかのセット販売)
・札幌=札幌大丸店(干菓子のみ)

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