タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、DDTプロレスリング所属のプロレスラー・上野勇希選手がゲスト出演。さまざまなトークを展開。上野選手がサマンサに、ドラァグクイーンネームを付けてほしいと迫る一幕もあった。
以前の放送で、番組パートナーであるウラリエのドラァグクイーンネームを考案したことがあるサマンサ。その日の打ち合わせ中にお菓子のカスを大量にこぼしたことから、「リエ・メリケン・カスコボシーナ」に決定した経緯を話すと、上野選手からは「ドラァグクイーンネームを考えてほしい」というリクエストが飛び出した。
サマンサからは「ドラァグクイーンをしなくていい」と言われながらも、「名前だけでも欲しい」と熱望する上野選手。
その熱意に押される形で、サマンサは「本人の好きなものなどをインスパイアした名前をつけるべき」と提案した。
上野選手の特徴に「リング上ではほぼ全裸」を挙げたサマンサに対し、上野選手は「それは語弊がある。ショートタイツやブーツも履いているので“上裸”」と主張。すると、サマンサは「上裸」を「ハーフ・ネイキッド」と英訳し、強そうだと笑いを誘った。
「(ドラァグクイーンネームは)おもしろおかしくしたり、意味を持たせる名前がいい」と説明したサマンサ。ほかにも、「サウナ」「汗」「DDTプロレス」、そして上野の得意技「おっぴろげアタック」などのキーワードが飛び出した。
「これだけは入れたいという文字や単語はないか」と尋ねられた上野選手は、アルファベットの「V」と回答。ところが、サマンサは「『VIO』をイメージしてしまうし、漢字で書くと『部位』になるから、いやらしい。『V』はきわどい」とアドバイス。
上野選手が「Victory」の「V」も含めてカッコいい文字だと説明するも、「部位の出し方によってはきわどい」と結論は出ず。上野選手のドラァグクイーンネームは、今後、リスナーからの意見ももらいながら決定することとなった。
ほかにも一緒に仕事がしたいと意欲的なサマンサに対し、以前、プロレスの試合にドラァグクイーンが参加したことを説明した上野選手。
なんでも、ランバージャック(※)と呼ばれるルールを採用した試合で、ランバージャック係にドラァグクイーンが登場したのだという。
※ランバージャック=選手が場外に逃げ出さないように中立の立場のレスラー(ランバージャック係)がリングを囲み、リングから出た選手を無理やりリングに戻すルール