斎藤・兵庫県知事パワハラ疑惑 百条委証人尋問始まる「こんな叱責、人生初めて」「否定、腹立たしい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

斎藤・兵庫県知事パワハラ疑惑 百条委証人尋問始まる「こんな叱責、人生初めて」「否定、腹立たしい」

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 斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラを告発した文書問題で、兵庫県議会の調査特別委員会「百条委員会」か23日、非公開で開かれた。

百条委員会が開かれた兵庫県議会・大会議室〈2024年8月22日撮影〉

 この日は、斎藤知事のパワハラ疑惑について、県職員6人を対象に尋問した。尋問は初めてとなる。証人保護の観点から、氏名や出頭を求めた理由は明かさなかった。

 斎藤知事は次回・30日に出頭し、公開での尋問が行われる。

 県職員約9700人に向けたアンケートの中間報告(8月5日までに回答があった約4500人分)もあった。パワハラについて「見聞きしたことがある」との回答は1750人(38.3%)。

斎藤元彦・兵庫県知事

 自由記述欄には、▼公用車で知事が激怒して座席を蹴った▼机をたたく、ペンを投げる▼知事が出席する行事にマスコミが2社以上来ていないと怒る、といった事柄が記されていた。

 この日の尋問では、知事が最高幹部に対して文具を投げたという証言もあった。

初の証人尋問後に会見する百条委員会メンバー〈2024年8月23日 18時30分撮影 神戸市中央区〉

 また、「知事が訪問先で20メートル歩かされたことを叱責したこと」については、告発文に書かれていたことと同じだったという。

 一方、「視察先でエレベーターに乗り損ねたことに激怒して、県職員に大声で怒鳴りつけた」ことについて、ある職員は「はっきりと覚えていない」と答えたが、明確に否定はしなかったという。

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