次世代のモビリティとして大阪・関西万博でのデモンストレーション飛行が注目される「空飛ぶクルマ」を開発するベンチャー企業・スカイドライブ(本社・愛知県豊田市)は26日、大阪メトロ(本社・大阪市西区)と業務提携したと発表した。
スカイ社は自治体や企業などと積極的に業務提携を進めている。国内の公共交通機関では、近畿日本鉄道、南海電鉄、JR九州に次いで4社目。
■「地下、地上、空が一体化」大阪メトロ、交通インフラ確率へ
2018年、大阪市営地下鉄・市バスを民営化し、多角的経営に乗り出した大阪メトロは、人口規模が大きな都市で複数の交通手段を組み合わせ、検索・予約・決済などを一元的に提供するサービス「都市型MaaS(マース / Mobility as a Service)」を推進しており、今回の提携で、地下、地上、空が一体となり、あらゆる移動ニーズに応える交通インフラの確立を目指している。
スカイ社は大阪・関西万博で空飛ぶクルマの運行事業者に選ばれ、大阪メトロは万博会場外での離発着場(ポート)に関する事業を展開する。
■2028年、商用運航スタートを目指して
【skydrive オフィシャルウェブサイト】
【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】
■【SkyDrive】SD-05 Zero Emission Flying Vehicle(「SD-05」イメージ動画)(c)SkyDrive