福沢CEOは、「万博で商用運航ができないのは残念だが、まず“飛ぶ姿”を多くの方々に見ていただきたい」と話した。
福沢CEOは、2023年に兵庫県と実用化に向けた連携協定を締結した際、「神戸沖や六甲山などの遊覧をきっかけに、景色の良い瀬戸内で離島を結ぶメリットは十分」と、兵庫の魅力を語っていた。
そして、大阪メトロとの業務提携に際し、「陸路だと遠回りになるケースが、空飛ぶクルマならすぐに目的地に到達できる。通天閣やあべのハルカスなどの名所が一望でき、万博閉幕後、IR(カジノを含む統合型リゾート)が開業する予定の夢洲にもすぐに行ける。瀬戸内から大阪湾にかけての安定した気候も手伝って、空飛ぶクルマ・商用運航の“いの一番”の場となる」と抱負を述べた。
スカイ社はすでに国内外から263機の購入予約を受けている。閉幕後の2026年以降に、日本での型式証明の取得と商用運航の開始、その後アメリカでの型式証明取得というスケジュールを予定している。
※型式(かたしき/けいしき)証明~航空機の型式ごとに行われ、これを取得できなければ量産・販売は行えない。
【skydrive オフィシャルウェブサイト】
【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】
■【SkyDrive】SD-05 Zero Emission Flying Vehicle(「SD-05」イメージ動画)(c)SkyDrive