“だし巻き玉子作り”が生んだ現場目線の気付き 製品に毎朝あいさつ 神戸のウレタンゴムメーカー社長 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“だし巻き玉子作り”が生んだ現場目線の気付き 製品に毎朝あいさつ 神戸のウレタンゴムメーカー社長

LINEで送る

この記事の写真を見る(5枚)

「だし巻き玉子は、プロじゃないとなかなか同じものはできない。ウレタンゴムも、例えば夏の暑いときと冬の寒いときでは、同じように作ってても全く違う製品になるんです。15年前ぐらい前に現場作業をしていた頃は、そのことをきちんと理解していなかった。それがここ数年ほどで把握できたので、現場の社員の皆さんの気持ちもだいぶわかるようになったと感じています」と畠中さんは語る。

 製造業は、いわゆる“3K(きつい、汚い、危険)”がつきまとう現場と世間で言われることもある。だからこそ畠中さんは、「みんなが安心して働けるようにしたい」と望む。人生100年時代。できるだけ長く働いてほしい気持ちで、工場内の温度管理や清潔感に気を配っているという。

作業風景(立成化学工業所公式ホームページより)
現場での作業風景(立成化学工業所公式ホームページより)

 次世代を見据える経営者は、「後継者の育成のためにも、休むときはしっかりと休み、メリハリをつけて仕事をしてもらえるような働きやすい職場にしていきたい」と意気込みを見せた。

株式会社立成化学工業所の代表取締役・畠中浩さん(写真左)とラジオ関西パーソナリティの三上公也氏
株式会社立成化学工業所の代表取締役・畠中浩さん(写真左)とラジオ関西パーソナリティの三上公也氏

※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より

LINEで送る

関連記事