「運営方法次第で映画館のスタイルを維持していける」という思いから、通常の2本立て上映のほかにもさまざまな手法に挑戦。
朝と夜に別の映画を上映したり、オールナイト上映を行ったり。さらには、同じ新開地にある寄席「神戸新開地・喜楽館」との企画として映画館で落語を行ったりと、これまでにない方法を試してきたそうです。
ほかにも、元自衛官という小山さんならではの経験をいかし、潜水艦や船が登場する映画で専門的な解説を行ったほか、自身の好きな映画『トップガン』を3回観るオールナイト上映を実施するなど、小山さん自身が楽しんで企画を考えていることがうかがえます。
「大事なのは、通常のラインナップに、いままで上映してこなかった作品やちょっとチャレンジ的な作品も入れていくこと。お客様の反応から『こういう作品も観てくださるんだな』となると、またそこから新しい組み合わせもできてきますし、おもしろい。新しいお客様も入ってきてくださるかなと思います」(小山さん)
今後の展望については、このように語りました。
「やっぱり、1年でも長くパルシネマを続けることですね。10年20年、できれば30年とかね。それがもう夢ですね」(小山さん)
※ラジオ関西『Clip木曜日』より