食べてはいけない『ゆでたまご』はどっち? 白身に黒い点がついているor白身がピンク色 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

食べてはいけない『ゆでたまご』はどっち? 白身に黒い点がついているor白身がピンク色

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――ゆでたまごがピンク色というのは驚きですね。

【担当者】 一見、きれいに思われるかもしれませんが、このピンク色は細菌が増殖した際に出した色素によるものと考えられます。この細菌自体は熱に弱いのでゆでている間に死滅しますが、色素は壊れないためピンク色のままになります。

ただし、細菌が感染したタイミングが、ゆでる前なのか後なのかが分からないのでピンク色のゆでたまごは食べないでください。

白身がピンク色になっているゆでたまご

――先ほどの黒い点のときとは違い、食べてはダメということですね。

【担当者】 そうです。この菌自体は自然界に多く存在するもので、病原性が高い菌ではないといわれていますが、免疫力が下がっている場合などは病気になる可能性がありますので、食べるのは控えてください。

――ほかに、どのような事例がありますか?

【担当者】「赤玉の紅たまごの殻に茶色の斑点がある」という事例がありました。

茶色い斑点がついた卵の殻

――先ほどは卵の白身の話でしたが、今度は殻に斑点があるということなのですね?

【担当者】 そもそも卵の殻は、卵がニワトリの体内で作られる過程で1番最後に着色され、ニワトリの個体差によって濃淡や模様のようなものが現れることがあります。この斑点の原因は、体内で卵の殻が着色される際の色素の色ムラによるもので、通常の卵と同様にお召し上がりいただけます。

――殻の斑点については、通常通り食べても問題ないということですね。ありがとうございました。

※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より

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