ICT・ロボット、健康・医療、空飛ぶクルマ・ドローンなど最先端の技術が集まる「国際フロンティア産業メッセ」。西日本最大級の産業総合展示会として、今年9月に神戸市内で開かれた。その中での「こうべしんきんビジネスメッセ2024」には様々な兵庫・神戸の企業が出展。
今シリーズでは、メッセを通じて発信された各企業の独自技術やサービスを全22回にわたって紹介する。第4回は「株式会社神戸設計ルーム」（神戸市中央区）。
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同社は展示会ブースのデザイン・装飾などを手がけるほか、それに伴うパンフレットや会社案内などのデザインも手がけている。メッセでのブースには「思いを叶えるパートナー」という文言が掲げられていた。
「メッセには毎年出展し異なる企画を実施している」と話すのは、同社S＆D事業部チーフの多門陽菜さん。今年は“間違い探し”を企画、1枚の写真をAIの画像加工で編集し5つの間違いを作っていったのだとか。同社の強みについて多門さんは、「お客様に寄り添ってデザインから企画、さらには設営までお手伝いさせていただいています。この一貫したサービスが強み」と話した。
ブースで展示されていたオリジナルレトルトカレーのパッケージには「デザインイリュージョン 神戸設計ルーム」という文字と社員たちの写真があしらわれていた。「社員は女性が多いですね。みんなでワイワイと企画や案を出しながらの作業は楽しいです」と多門さんは笑顔を見せた。
“100年企業を目指せ”というキャッチコピーが印象的な同社のチラシ。営業部の山田麻里百さんは「今期で55期を迎えたので100年はまだ先なんですが、『目指すところは100年』なのでこのキャッチコピーになりました」と語る。メッセでは、出展企業のブース見学するだけでも様々な発見ができたそう。
「今まで取引のあったお客様がブースに来てくださいました。今回も楽しんでいただけるような企画を実現できてよかったなと感じています」と山田さんは締めくくった。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2024年9月11日放送回より
※記事内の回数は放送順です。記事の公開は順番が前後する場合があります。
