2017年、カザフスタン・アスタナ国際博覧会で、関西経済連合会(関経連)や大阪府・市が大阪・関西で開催する万博を誘致した際も、 ジャパンデーで式典やパレードなどを通じ、日本の文化や魅力を発信した。
そこで「ふるまい串カツ、たこ焼き、うどん」などを積極的に行い、大阪・関西の食文化を発信した。
大阪・関西万博では、 ”老舗・伝統・ほんまもん”をアピールする。
アトラクションとして、ブースのメインエントランスには、青森ねぶた祭2024で大賞を受賞した北村麻子さんのねぶた作品『鬼子母神(きしもじん)』が展示されるほか、各ブースのシンボルマークが”ねぶた装飾”として登場する。
作品は9メートル、高さ4.5メートル、奥行き5メートルと巨大。ねぶた祭終了後は遺棄されるため、フードコートに飾られることになった。
各店舗の看板として、各ブランドのオリジナルねぶたを装飾して演出。フードコート全体で日本の祭を世界の人に感じてもらうと同時に、広いフードコートで遠くから店舗やメニューを視認できる。
「串カツだるま」を運営する「一門会」の会長・上山勝也さん(道頓堀商店会・会長)は、「大阪の食文化としての歴史と伝統を守ってきた店が集結する。世界中の皆さんに『大阪・関西万博で食べたものは本当に美味しかった』と言ってもらえるように一生懸命やっていきたい」と意気込んだ。
「だるま」は“万博セット”と銘打ち、神戸牛、松坂牛、近江牛の串カツを提供する。ちなみにソースはかけるスタイルにするため、“二度漬け”の心配はない。
「道頓堀くくる」は、仕上げに白ワインをひと振りするのが売り。たこ焼きマイスターが焼きあげる“外はふわっと、中はとろっと”。
「らぽっぽ」は、生地に焼き芋パウダーを練り込んだピザや、長期熟成・完熟サツマイモを使用したフライドポテトを特別に提供する。
タイ料理「クンテープ」は、ガパオライスとパッタイ(タイ風焼きそば)のセットと、タイスイーツとして濃厚マンゴーかき氷、タイサンマンゴーのココナッツミルクかけでもてなす。