一方、奈義町現代美術館のすぐとなりにある屋内ゲートボール場「すぱーく奈義」にも大きな作品がありました。
レアンドロ・エルリッヒさんの作品です。中に入ると池に橋がかかっています。きれいな池だなあと思って渡ってみると、違和感が……。「水じゃない、山の上に橋がかかっている」、そんな奇妙な感覚になります。実は橋の下は池(水)ではなく、鏡。そして上を見ると木がさかさまにつられています。「そうか! この木が下の鏡に映し出されて、山の上にいるように感じるんだ」と気がつきました。トリックアートというか、だまし絵というか、とても面白い作品でした。
奈義町現代美術館、すぱーく奈義だけでも満足感でいっぱいですが、このあとは津山へ向かいます。
(【2】へ続く)