◆11月21日に甲子園で全国大会を開催
そんな大学準硬式野球の全国大会が11月21日(木)に阪神甲子園球場で行われる。鈴置さんが学生委員長を務める「甲子園プロジェクト」は、この大会に向けた企画立案や運営を担当。もっと進化し、今まで以上に大学準硬式の魅力を多くの人に届けるため、クラウドファンディングを行うなどさまざまな活動を続けている。
開催当日は2試合が予定されている。『~三機サービス杯~全日本大学東西対抗日本一決定戦』(午前9時開始予定)は、全国から選ばれたメンバーが東日本と西日本に分かれて戦う。
一方、『第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会』 決勝(昼12時15分開始予定)は、長年行われてきた歴史ある大会の決勝戦。北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の9地区の選抜チームが今月16日からリーグ戦を行い、勝ちあがった2チームが甲子園で対決する。
◆注目は東西の好投手
鈴置さんが注目選手として教えてくれたのは東西対抗戦の好投手2人。
東日本代表の松下未来(みらい)投手はMAX146キロの速球に加えて、50メートルを5秒8で駆け抜ける快足も注目。強豪校の県立岐阜商業出身で、高校時代は甲子園出場を果たしたがベンチ入りできずにスタンドで応援。大学準硬式で成長した一人だ。西日本代表の前村健斗投手は大阪の興国高校出身。中学時代は大阪の中学準硬式野球に所属し、高校時代は軟式野球部でプレー。大学準硬式ではパワーピッチャーとして活躍している。
この2人のほか、東西あわせて4人の医学部生が選出されるなど文武両道を体現している。
鈴置さんは「大学準硬式野球でしか味わえない日本一の舞台があることを多くの方に知ってもらいたいです。もっともっと大学準硬式野球が盛り上がることを目指していますので、みなさま21日は甲子園球場に足を運んで応援してください」と呼びかける。学生主体で取り組む大学準硬式野球をぜひ一度体感してほしい。
■大会日程■
日時:2024年11月21日(木)
9:00開始予定『~三機サービス杯~全日本大学東西対抗日本一決定戦』
12:15開始予定『第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会』決勝戦
会場:阪神甲子園球場
入場料:無料