「梅田は『マル』がないと収まらん!」新生・大阪マルビル、名物・電光掲示板も復活へ…2030年誕生 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「梅田は『マル』がないと収まらん!」新生・大阪マルビル、名物・電光掲示板も復活へ…2030年誕生

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 大和ハウス工業は19日、JR大阪駅南側のシンボルとして親しまれた「大阪マルビル」の建て替え計画の概要を公表した。

 外観は“マル”を意識して、特徴的な円筒形を継承する。

建て替え後、2030年完成予定の「大阪マルビル」イメージ図(北東から) やはりマルを残さなければ梅田は収まらない… ※画像提供・大和ハウス工業

 初代マルビルは、2023年3月31日に閉館、同年9月までに解体工事を終えた。

マルビル解体工事は「中降ろし工法」を採用 建物内部に荷下ろし開口を設け、切断した解体材をクレーンで下ろす〈2024年5月23日 ※撮影・ラジオ関西 コンテンツニュース部〉
建物上部から地上方向へ 1フロアを5日かけて解体2024年9月に地上部の解体が終わった〈2024年5月23日 ※撮影・ラジオ関西 コンテンツニュース部〉

 大阪・関西万博の会場・夢洲に向かうバスターミナルとして跡地を活用し、その後、2030年の開業を目指して新しいビルが建設される。

「大阪マルビル」は、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976(昭和51)年4月に誕生し、当時は大阪・梅田のどこからでも姿を見ることができる周辺で唯一の円筒型高層ビルだった。

1976(昭和51)年開業当時の大阪マルビル 近隣には高層ビルはなく、ひときわ目立つ存在に ※画像提供・大和ハウス工業

 屋上にはビルを一周する回転式の電光掲示板「コンピュートサイン」(当時は全国初)があり、ニュースや天気予報などの情報を発信。その円筒形のユニークな形状から梅田のランドマークとして長らく親しまれてきた。

近隣に多くの高層ビルが立ち並び、目立たぬ存在に〈2022年5月撮影〉

■大阪マルビル紹介動画 ※映像提供・大和ハウス工業


■初代「大阪マルビル」解体動画 ※映像提供・大和ハウス工業

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