このほか、地震など災害時の帰宅困難者を受け入れるスペースや、非常発電機(72時間電力供給可能)を設ける構想も明かした。
建て替え後のビルは、高さ約192m、地下4階、地上40階(マルビルは124m、地下4階、地上30階)。延べ床面積は約7万4000㎡で、ビルとしての容積は約2倍となる。
大和ハウス工業の芳井敬一社長は19日の会見で、「ここに『マル』がないと梅田がおさまらない」と話した。
芳井社長は続けて、「多くの方にとって、大阪マルビルがどういう役割を果たしてきたか、新しいビルの背が高くなるのは、『成長したから』だと思ってほしい。(2023年3月の)閉館時には多くの方が来てくださった。『マル』から創造し、これまでの『マル』への思いを失わないようにしたい」と話した。
■大阪マルビル紹介動画 ※映像提供・大和ハウス工業
■初代「大阪マルビル」解体動画 ※映像提供・大和ハウス工業