能登半島地震から1年 追い打ちかけた豪雨の影響 地質からみる“特異性”は?

LINEで送る

この記事の写真を見る(21枚)

 この1年で復旧作業はある程度進んだ。12月中に応急仮設住宅は必要戸数が完成し、通行止めだった基幹道路が通行できるようになった。大規模な火災のあった輪島市河合町朝市では瓦礫が撤去され更地になった。

輪島市河合町朝市
珠洲市若山町
「のと里山海道」

 まずインフラが整備されないと復旧作業は進まないので、昼夜を問わずこの作業に取り組まれたすべての関係者に敬意を表したい。

輪島市門前町 地震により隆起した橋 2024年能登半島地震はM7.6、2023年能登半島地震はM6.5だったことから約45倍のエネルギーに このため、地盤は膨大な力により圧縮された。川があると、地表は川の幅だけ空間があるため川の両端から地盤が圧縮され、橋が浮いた
輪島市河合町朝市の被害状況

 被災された方々に、ボランティア、福祉関係者のみなさんが対応されているが、心の問題はインフラ整備と異なり、長期にわたるケアが必要だ。
 実際に足を運んでみると人々の生活に必要な細かいことまで配慮されていることがわかる。一筋の光を見る思いである。被災地の皆さんが一刻も早く元の生活を取り戻すよう祈っている。

珠洲市若山町 今回、地表に露出した唯一の断層(内山断層)

※未固結~ 土粒子どうしの結合力が弱く、土粒子の分離が比較的容易であるか、または親指もしくは親指爪を押し込める状態にあること。

LINEで送る

関連記事