◎朝来の歴史が見える~人々の生活のそばで静かに息づく、朝来の歴史の奥深さを知る~
JR播但線(播但鉄道の歴史、原六郎の生家「千年家」)、山東地域の古民家再生「木村邸」、粟鹿神社・當勝神社など
◎朝来の自然や構造物~豊かな自然に触れ、自然と調和した朝来のシンボルを訪ねる~
生野ダム、播但道の虎臥城大橋、円山川の情景・景観など
◎朝来のグルメを味わう~豊かな自然と人の手が創り出す、朝来の“食”の魅力~
岩津ねぎ、2つの酒蔵「田治米合名会社」「此の友酒造株式会社」、とよだのみたらしだんご・上道製菓のシャリもっちアイスなど
選考委員の一人、冨士発條株式会社の藤井啓・代表取締役社長は、「朝来にはたくさんの宝があるのに活かし切れていないのが残念だった。今回、有名ではない所にもスポットを当ててもらい嬉しく思う。地元の人も知らないようなスポットなども提案した」。また、朝来市和田山町出身の映像作家・写真家の藤原次郎さんは「富士山とか華厳の滝といったような圧倒的なものはないが、ここ(朝来)には日本の原風景のエッセンス=霧、水、鳥、山寺、田んぼ、家、近代遺産など、全部そろっている。すべてがここにあります」と話した。
事務局の担当者は、「ふるさとはいつでも優しく受け入れてくれ、また帰りたいと思う場所。多くの人に朝来を訪れていただき、それぞれの新たな光を発見していただきたい」と話した。