写真などを展示する市民団体が立ち上げた「新長田ウオールギャラリー」(神戸市長田区腕塚通・写真3)も訪れる価値がある。
1000年先まで伝えるため、淡路島の野島断層保存館(兵庫県淡路市小倉)で保管されている「震災の壁」(写真4)の基礎のコンクリートを使って作った震災の壁ベンチ(写真5)が設置されている。
◆災害そのものを体感する機会を
「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」(神戸市中央区・HAT神戸)で災害のようすを映像で見ることができる。
映像で再現され、「この大震災は忘れてはいけない」と自覚できる。センターでは震災に関する資料収集にも力を入れており、物品で約20万点、印刷物だけでも4万冊が収蔵されている。
阪神・淡路大震災のみならず、その他の地震災害に関する資料を収集している。
神戸・メリケンパークにある「神戸港震災メモリアルパーク」(神戸市中央区波止場町・写真6) も、当時の災害の様子が保存され、誰でも立ち寄ることができる。