阪神・淡路大震災30年 「震災伝える前に、物語る事実に接しているか」西影裕一さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

阪神・淡路大震災30年 「震災伝える前に、物語る事実に接しているか」西影裕一さん

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 写真などを展示する市民団体が立ち上げた「新長田ウオールギャラリー」(神戸市長田区腕塚通・写真3)も訪れる価値がある。

写真3 新長田ウオールギャラリー

 1000年先まで伝えるため、淡路島の野島断層保存館(兵庫県淡路市小倉)で保管されている「震災の壁」(写真4)の基礎のコンクリートを使って作った震災の壁ベンチ(写真5)が設置されている。

写真4 野島断層保存館(兵庫県淡路市小倉)に保管されている「震災の壁」
写真5 震災ベンチ

◆災害そのものを体感する機会を

 「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」(神戸市中央区・HAT神戸)で災害のようすを映像で見ることができる。

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市中央区・HAT神戸)

 映像で再現され、「この大震災は忘れてはいけない」と自覚できる。センターでは震災に関する資料収集にも力を入れており、物品で約20万点、印刷物だけでも4万冊が収蔵されている。
 阪神・淡路大震災のみならず、その他の地震災害に関する資料を収集している。

 神戸・メリケンパークにある「神戸港震災メモリアルパーク」(神戸市中央区波止場町・写真6) も、当時の災害の様子が保存され、誰でも立ち寄ることができる。

写真6 震災メモリアルパーク
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