阪神・淡路大震災30年 「震災伝える前に、物語る事実に接しているか」西影裕一さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

阪神・淡路大震災30年 「震災伝える前に、物語る事実に接しているか」西影裕一さん

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 この道路は地震断層で約40センチ右横ずれを起こしてガードレールが引きちぎられ、道路が三角形のように出っ張った。その地形をそのまま保存し、本来真っすぐだったガードレールも写真のように曲がったまま設置されている。

◆街の復興をみる

 震災30年を語るうえで、人々の生活がどう変わったかを知ることが必要だ。各地の復興のようすを”ビフォア、アフター”でみる。

 三宮センター街 地震でセンター街のアーケードが落ちたため撤去され、空が見えていた。(写真14・15)

写真14 被災した神戸三宮・センター街
写真15 現在の神戸三宮・センター街

 神戸市長田区大正筋商店街 震災時に発生した火災のため商店や民家が焼失。(写真16・17)

写真16 大火で焼け落ちた神戸市長田区・大正筋商店街
写真16 現在の神戸市長田区・大正筋商店街

 JR神戸駅南の歩道橋。阪神高速3号神戸線が倒壊したため歩道橋も押しつぶされた(写真18・19)。

写真18 被災した神戸駅前歩道橋
写真19 現在の神戸駅前歩道橋

 「液状化現象」は神戸・阪神地域で発生したが、被害が甚だしかったのは神戸・ポートアイランドである。ポートライナー中公園駅付近で撮影。(写真20・21・22・23)

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