また、毎年「1.17 追悼のつどい」が開かれる東遊園地(同区加納町6丁目)の東側と南側の歩道に、被害で災害の様子が保存されている。(写真7)
実際の断層を見ることができるのが「北淡震災記念公園 野島断層保存館」(淡路市小倉)。南西端にあるメモリアルハウスには民家が被災した様子が生々しく再現され、自然の驚異を目の当たりにすることになる。
あまり知られていないが、淡路市野島江崎にある「江埼灯台」への階段が地震断層によって右にずれているのが観察できる(写真8・9)。
頂上部にある灯台には地震で受けた被害の様子が保存され展示されている(写真10・11) 。
ほとんど知られていない地形としては、江埼灯台の階段と同じく”震災遺構”として淡路市野島蟇浦の道路が挙げられる(写真12・13)。