◆1日1トンのごみ処理、電力まかなう
「プラントエリア」では、微生物による発酵の働きを光で表現する設備や会場で出た生ごみを微生物の力で水やバイオガスに分解するプラントが設置されている。1日約1トンのごみを処理でき、館内で使う一部の電力がまかなわれる。
◆アテンダントユニフォームは「日本の美意識を纏う」をコンセプトに
日本館アテンダントのユニフォームは、着心地、動きやすさ、暑さ対策などの機能性に加え、環境に配慮した素材の使用や会期終了後のリサイクルなど、総合的な視点で製作した。
デザインは、「日本の美意識を纏う」
というコンセプトのもと、美しさと機能性の両立をめざしてクリエイティブディレクターの中田優也氏が担当。
「日本の美意識」とは、日本の伝統衣装である「着物」の構造を元に、ユニフォームを着用する日本館アテンダント自身が自由にスタイリングできる余白の概念を取り入れており、年齢や性別を問わず、多様なスタイルで着用できるよう設
計された。