セトレ ハイランドヴィラ姫路(姫路市広嶺山)は「地域の宝物を企画・編集しお客様へ届ける」をモットーに、日々の疲れをリセットできる空間を提供するホテル。1月25日、新たに“4つのサウナ&露天風呂”がオープンしたそうです。誕生のきっかけやコンセプトなどについて、同ホテルのゲストリレーション課でリーダーを務める猪川和真さんに聞きました。
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サウナ&露天風呂施設を作った理由は、コロナ禍による宴会需要の低下でした。「ご宿泊の新たなきっかけづくりを考えた結果、宴会場を改装しリニューアルすることが決まりました」と猪川さんは話します。
【酒樽サウナ mu-su】
インフィニティ露天風呂付きの共用サウナ。「日本酒発祥の地」とされる宍粟市のヒノキを使用しているということから、酒樽の形をしています。入浴中も香りを楽しむことができ、外気浴スペースには美しい姫路の景色が広がっています。昼には淡路島や四国まで展望できることも。
【播磨 HARIMA】
半露天風呂付きの貸し切りサウナ。壁には姫路城の瓦と同じ素材を採用しています。市の特産物の一つ「明珍火箸」も飾られており、地元の魅力を体感することができます。
【ハーブ HERB】
半露天風呂付きの貸し切りサウナ。温泉水を使った化粧水や、香寺ハーブ・ガーデン(姫路市香寺町矢田部)のオイルを楽しめます。
【然 ZEN】
半露天風呂付きの貸し切りサウナ。“自然”をイメージしたサウナ。部屋の各所に木が設置してあり、洗面台も石で構成されています。
「ホテル業界では2月が“閑散期”と言われている」と猪川さん。ですが、同ホテルではサウナ&露天風呂をリリース後、例年の1.5倍ほど予約数が上がっている(取材時)のだとか。
最後に猪川さんは、「仕事や家事・育児であっという間に終わる日々が続いている方も多いと思います。非日常空間を楽しんでいただきたいです」とコメントしました。
(取材・文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip』水曜日 2025年2月5日放送回より