いよいよ今年、『命輝く未来社会のデザイン』をテーマにした大阪・関西万博が開催されます。万博の開催を機に、兵庫県では、兵庫県そのものををパビリオンに見立てた「ひょうごフィールドパビリオン」を展開。神戸エリアだけでも、40を超えるプログラムが登録されています。
このたび、ラジオ関西の朝の顔である三上公也アナウンサーが「こうべフィールドパビリオン」の公認レポーターに就任。今回は、『明石海峡大橋 ブリッジワールド』の体験レポートをお届けしました。
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兵庫県神戸市と淡路島を結び、明石海峡を横断して架けられた明石海峡大橋。全長3911メートルで、世界最大級かつ日本では最も長く大きな吊り橋として知られます。主塔は地上から約300メートルの高さに位置し、塔頂からは絶景パノラマが見渡せます。
スリル満点の海上散歩が楽しめるほか、いままでに見たこともないような景色を見ながら明石海峡大橋のスケールの大きさを体感できるのが『明石海峡大橋 ブリッジワールド』のツアーです。
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集合場所は、明石海峡大橋のたもとにある「橋の科学館」。明石海峡大橋に関する動画を見ながらツアーの説明を受け、安全のためのヘルメットや手袋を装着。ほんの少し緊張感がただよってきます。スマートフォンなどは、落とさないように首から下げれば持参しても良いとのこと。準備が整ったら、いよいよツアースタートです。
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はじめは、橋の科学館1階にある展示を見学。実際に橋の建設に携わった人がツアーリーダーとして案内してくれるので、橋の構造や建設技術のすごさがリアルに伝わってきます。
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建設期間はもちろん、この場所に橋を作るために長い準備期間を要したのだそう。そしてようやく建設工事がはじまったのですが、その途中で阪神・淡路大震災が発生しました。
話を聞いた三上アナは、「震災で地盤が動いて1メートル伸びたとはいえ、実際に作っていく段階でほとんど問題がなかったことがすごい。技術力に驚かされます」とコメントを残しました。