シャキシャキとした食感の『もやし』。大好きなのですが、食べているときにふと思いました。
もやしって、種から発芽してちょっとしたら収穫されて、袋に詰めて出荷・販売されますよね。そこで「食べんと土に植えたら、植物やからどんどん育っていくんやろなあ。いっぺん育ててみよかな」と思い、すぐに近所のスーパーへと向かいました。
「相変わらず、もやしって何でこんなに山積みにされてるんやろ?」なんてことを思いながら、たくさんあるもやしのなかから、アトランダムに選んだ1袋を手に取り購入し、自宅に戻りました。
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袋に入ったもやし200グラムを開けたときに気づいたんです。この中に入っているもやしがどれを植えても育つってわけやないんや、ということに。
というのも、途中で折れていたり、根っこの部分がちぎれていたり、はたまた、反対に発芽した芽のほうがちぎれていたりで、きれいな1本のまんまのもやしがあんまりないんです。選別してみたところ、1袋のうち1割いくかいかへんかくらいしかありませんでした。
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もやしを選別したら、植物用のビニールポットに土を入れ、指先で穴を開けます。その穴に状態の良いもやしを何本か挿し、再び土をかけ、上からたっぷりと水をかけます。なんら特別なことはせず、普通に植物を育てるような感じでもやしを育ててみることにしました。
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毎日様子を見ながら過ごし、約1週間が過ぎたころには何本かのもやしが萎れていました。芽から根まで状態の良いものを選別したつもりやったんですが、傷でもあったんでしょうか? それとも、土に馴染まなかったのか、そもそも植えた時期が悪かったのでしょうか?
植えたもやしのうち半分が育たない状態になってしまいましたが、この時点では、萎れず元気そうなもやしも何本か確認できていました。
さらに、1週間ほどが経過。もやしを見ると、種から発芽した黄色っぽいところの先端から、小さな葉っぱが出てきました。
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