例年、この卒業シーズンには、兵庫県人権擁護委員連合会の人権擁護委員が特別支援学校や養護学校を訪問し、社会に出ていく高等部の生徒たちやその家族が、将来、困りごとや悩みにぶつかったときのための相談窓口の案内を行っているそうです。
ただし、「今年は少し拡大して、将来の社会に出ていく子どもたちに元気になってもらいたい、将来の夢を実現してほしい、そういう思いで今回、山中さんに講師をお願いして、自己実現に向けて授業を計画させていただいた」というのは、特別授業を企画した兵庫県人権擁護委員連合会の人権擁護委員、畑善継さん

「それぞれ将来の進路がほぼ決まっているということで、あの子たちにぜひ社会で活躍してほしい。すごく明るい子ばかりなので、ぜひ自己実現させてほしい」と生徒にエールを送るとともに、「もう1つは、子どもたちが社会に出ることはものすごく高いハードルがある。(彼らは)社会に適応、自立することを課題としても持っているが、社会の側の受け入れの皆さんにはぜひ温かく見守ってほしいし、側面からサポートしてほしい」と呼びかけていました。
※ラジオ関西『ニュースの景色』2025年2月17日放送回より





