「ソムリエ」はワインの事だけ知っていればいい? ←違います 有資格者が語る仕事内容・試験の内容 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ソムリエ」はワインの事だけ知っていればいい? ←違います 有資格者が語る仕事内容・試験の内容

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 ソムリエの筆記試験では、ワインの品種やワイン煮紐づく料理についての問題に答えればいいのでしょうか?

「実はワインだけではないんです。フランスやイタリアなどのワイン産地に関する地理の問題の他、日本酒や焼酎の知識を問うものも出題される。そのため、試験勉強は幅広い範囲のインプットが必要とされます」(舩津さん)

ワイン産地の地理に関する問題も出題される

 最後に、どんな料理にどんなワインが合うのか聞いてみました。

「生魚にはさわやかな白ワイン、クリームソースにはしっかりとした樽香の効いた白ワインが合います。『ボルドー地方の料理にはボルドー地方のワイン』というように“土地に根付いた組み合わせ”が基本であり、おすすめです」(舩津さん)

 それに加え、お客の“好みや気分”をヒアリングし合わせていくのが「ソムリエならではの仕事」だとコメントし、舩津さんは締めくくりました。

☆☆☆☆

 ワインの種類や味だけだなく、完成するまでの過程や産地についてもソムリエに聞けば教えてくれます。それらを知ることで、より食事が楽しめるかもしれません。

酒屋にもソムリエが居る場合があるので、ホームパーティや贈り物で使うワイン選びの相談をしても

(取材・文=迫田ヒロミ)

※ラジオ関西『Clip』2025年2月19日放送回より

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