

デバイスは直径約10センチメートル、高さ約13センチ、重さ310グラムで、手のひらに収まる。廃材を利用したオリジナルの外装素材には卵の殻を5%、ホタテの貝殻を15%使用した。

パビリオンは3部構成。エネルギーの基本を知る「プレショー」、エネルギーに関連するゲームなど29種類の展示がある「メインショー」、各エネルギーの詳細を学ぶ「ポストショー」からなる。

メインショーの核融合発電エリアでは、テーブルのタッチパネル上に出てくる「重水素」と「三重水素」を手で集めて核融合反応を起こすとデバイスが光る。核融合反応を起こせたか、ほかの来館者とポイントを競い合う。


無線給電(ケーブルなしで電気を送る)のエリアでは、タマゴ型デバイスをセットして、シューティングゲーム感覚で体感でき、エンターテインメントの要素を取り入れた。

体内で電気を生む原寸大のシビレエイのレプリカの展示も、エネルギーへの興味をそそる。
大阪・関西万博パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』※映像提供・電気事業連合会
■外観
■建設記録
■パビリオン体験