
パビリオンでのアプローチを考えるため、ドバイ万博を訪れて研究した。ドバイではジャンルを問わず映像(視覚に訴えるもの)が多く、「受け身になりがちになるのではないか」との意見もあり、体験型にして、記憶に残すものにという考えに行き着いた。


最後は“輝きエリア”へいざなう。無数のLED照明と音楽が連動する豪華なライティングショーを楽しみ、未来につながる“いのちの輝き”として、エネルギーの可能性を体感する。




このほか、北陸電力が開発した太陽光パネルの廃棄ガラスと、同社管内の石炭火力発電所で発生した灰の粉末を活用した「インターロッキングブロック」をパビリオン敷地内(約1000平方メートル)の舗装に使用。一部には、能登半島地震被災地の家屋解体で発生した廃瓦も含まれる。


スタッフユニフォームは、閉幕後は燃料に加工してリサイクルされる。


大阪・関西万博パビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』※映像提供・電気事業連合会
■外観
■建設記録
■パビリオン体験