◆「そのままの自分で発信できたら一番いいのかな」(阪田マリン)
――いっぱいお話いただき、ありがとうございます! さて、少し話題が変わりますが、阪田さんはAMラジオをラジオ機で聞いたことはありますか?
【マリン】 私、高校のとき、ずっとガソリンスタンドでバイトしていたんですが、そのときの店長がずっと神戸の人で、ずっとラジオ関西が流れていたんです。それで存在を知っていたのはあります。ただ、ゆっくり聞いたことはあんまりなかったですが。
――AMラジオで昼ワイドは、一番昭和感があるのでは?
【マリン】 ありますね!
――そこにハマるのでは?
【マリン】 期待を越えられるようにがんばりたいと思います! でも、自分らしく、あまり作ったりせずに、そのままの自分で発信できたら一番いいのかなと思っています。
――昼ワイドだからやりたいなということは?
【マリン】 なんだろう……食レポとかですかね! やってみたかったんですよ!
【サマンサ】 生放送だからね、生特有のことをなんかしてほしい。でも、食レポいいやん!
【マリン】 「ええっ! これってこんなにおいしいんですか!」と、テレホンショッピングのようなこともしたいし、あれが憧れ。食べることが大好きなので。
【サマンサ】 それだけやせてて?
【マリン】 1食にマクドのセット2個とか食べるんですよ。それはともかく、放送が楽しみです!
――サマンサさんは他局でも夜のラジオをやっていらっしゃいますが、お昼の放送と変えていることはありますか?
【サマンサ】 全然変えてます! ABCラジオ(『サマンサ・アナンサのDO UP』土曜午後7時~)とこっちで、オープニングトーク、フリートークとも絶対にかぶらないようにしています。1週間の人の活動領域が限られているのもあって、そんなに私、話はないですよ。1週間みんなと同じ時間軸で生きているから。だからそれ(ラジオワイド番組)は週2が限界。でも、オープニングトークやフリートークって、同じことは話せないので分けています。
【マリン】 すごい!
【サマンサ】 夜といっても、あれは深夜枠ではなく午後7時からの番組だから、ごはんどきでしょ。あまり卑猥なことを言いすぎてもというのはあって。一方、お昼の番組は、おばちゃんおっちゃんが聴いてくれているなか、ドラァグクイーンさんやからというのがどこまでいけるかを、けっこう私も、探り探りでやっているのかも。聴いているリスナーの層を考えてというのはあります。意外と私、気を遣ってるんですよ! そのハラハラも楽しんでほしい!
――こんな番組にしたいというのはありますか?
【マリン】 いま若い方もラジオ離れしてきていると思うので、『ネオ昭和』というのもあるし、それ以外の昭和じゃないことも(放送で扱うことは)いっぱいあると思うのですが、若い方からお年寄りまで楽しいと思ってもらえる番組が一番なのかなと思います。
【サマンサ】 これまでと違ったターゲットへのアプローチは、阪田マリンにしか無理ですよ!
【マリン】 若い方に発信して、ちょっと頑張っていきたいです!
◆「昭和ギャグしか言われへんねん!」(サマンサ・アナンサ)
「ツッコんでいいですか?」(阪田マリン)
――以前、マリンさんが担当していたPodcast番組『阪田マリンの愛・夢・伝・説』では、担当プロデューサーいわく「素のトーク、ちゃんと構えていないときのトークがすごくおもしろかった」そうですね。
【サマンサ】 それをぜひ生放送でも!
【マリン】 これは、できないです!
【サマンサ】 でも、そうなったときは、補えあえるから! 「マリンちゃん、きょう調子よかったよ!」「そうそう、その調子よ!」「私も抑え気味です!」とか言うから(笑)。変にブレーキかけすぎちゃうのはよくないから。
【マリン】 そうですね。
――そういうところも楽しみにしてます! サマンサさんがマリンさんを止めるところとかも。
【サマンサ】 1年後に崩壊しているかもしれないしね……「おい、マリン! おまえいい加減にしろよ!」「おまえもじゃ、おっさん! ほんま黙って聞いとったらな!」とか(笑)。
【マリン】 どんな番組や!(笑)
【サマンサ】 その寸劇をやりたい!
【マリン】 やりたいです! 徐々に。
【サマンサ】 徐々に、叙々苑で!(笑)
【マリン】 昭和ギャグみたいなの、やめてください!(笑)
【サマンサ】 昭和ギャグしか言われへんねん! それオンエアで言って!(笑)
【マリン】 ツッコんでいいですか?
【サマンサ】 全然言って! いいんです、その感じで! お父さんお母さんもこんな感じやんね?





