神戸のわくわくロックンロールバンド「ワタナベフラワー」。彼らが水曜日にパーソナリティーを務めるラジオ番組の中で“不幸話”をテーマにメールを募り、リスナーの悲しいエピソードに寄り添った。
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【顔を拭くおっちゃんの手には……】
「平日のジムで音楽に合わせて体を動かすプログラムに参加していたときの話です。休憩時間になり、自分のドリンクとタオルのほうに目をやると、なんと知らないおっちゃんが私のタオルで汗だくの顔を拭いていました。思わず『それ俺のタオル!』と叫んでしまいましたが……これ、ホンマにアカンやん」

これにはメンバーも本気のトーンで「嫌やな~、これは不幸や」とコメント。さらに、「なんで拭いたんかな?」「テイクフリーだと思ったんかな?」「もしかしたらドリンクも飲まれているのかも(汗)」などと考察。
ギターのイクローは「自分がそれをやられたら、タオルは使わないでそのまま帰る。ジムに売っていたとしても『なんで買わなあかんねん』と思ってしまう」と話した。ベースのムサは「僕たちも一緒にへこんでる。かける言葉がない」とショックを受けていた。
【息子からのプレゼント】
「先日、職場でイヤホンの右耳だけを失くしてしまいました。同僚も一緒に探してくれたものの見つからず、諦めて左耳だけで使っています。このイヤホンは息子が誕生日プレゼントでくれたもので、2万円ぐらいしたそうです。数か月で失くしてしまいショックです」

「これは悲しい、つらいなー」と寄り添ったメンバー達。ムサは「充電があるかによるけど、誰もいないときに大きな音で鳴らしてみたら見つかるかも」とアドバイスを送った。
ちなみにメンバーもよくモノを失くすようで、「探すのを諦めていたら、関係ないときにふっと見つかることがある」「なぜか以前探した場所から出てくることがある」「諦めて新しいものを買ったら、そのあとすぐに見つかることがある」と、モノを失くしたときの不思議な“あるある”を挙げていた。