そのほか終盤ではアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」やスマホアプリ「アズールレーン」などとのコラボ作品も公開。
内藤直子学芸員は｢かつて現代刀は、古い刀よりちょっと劣るという先入観があったが、現代刀も見劣りしない領域に入ってきた。作風も多様化し、作者が個性的に表現している。（刀の展覧会などに）若いお客さんが増えているのもその取り組みが実り、作者1人1人の鍛錬の成果が受け入れられてきたためでは｣との見方を示し、大澤研一館長は「日本刀がどのような新しい世界に及んでいくのかを感じられる展覧会。これまでの刀剣が歩んできた歴史を踏まえながら、その未来を考えてもらう機会になれば」と話した。
◆特別展｢―全日本刀匠会50周年記念―日本刀1000年の軌跡｣
会場 大阪歴史博物館（〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32）6階特別展示室
会期 2025年4月4日（金）～5月26日（月）
開館時間 9:30～17:00 （入館は閉館の30分前まで）
休館日 火曜 ※4月29日（火）、5月6日（火）は開館、5月7日（水）は休館
観覧料 大人1500円、高大生500円（常設展との共通券、大人1950円、高大生850円）
問い合わせ 大阪歴史博物館、電話06-6946-5728
