ケンミン食品(本社・神戸市中央区)は大阪・関西万博で、レストラン「GF RAMEN LAB (ジーエフ・ラーメンラボ)大阪・関西万博店」を出店。
ケンミン食品は今年(2025年)、創業75周年。ビーフンの製造販売で国内最大のシェアを誇る。


GFは“グルテンフリー”。 小麦に含まれる「グルテン」をできるだけ摂取しない食生活を指す。 健康志向の高まりとともに注目されている。

ケンミンといえば「焼ビーフン」でその名を轟かせるが、「GF RAMEN LAB」をブランドとした冷凍食品なども販売。 このブランドを、大阪・関西万博の中央「静けさの森」にほど近い「EARTH TABLE〜未来食堂」で提供する。
麺にも、スープにも小麦粉を使わない。徹底してグルテンフリーにこだわったラーメンを提供。
同社の高村祐輝社長はラジオ関西の取材に対し、「国内のインターネット(Google)でのグルテンフリーの検索件数はこの1年で1.5倍。それぐらい意識が高まっている。もともとビーフンはグルテンフリーだが、ケンミン食品は2006年ごろからライスパスタを開発するなど、徐々にグルテンフリーを意識した商品開発に励み、食の選択肢を広げてきた」と話す。


そして、「食品会社としての存在価値はどこにあるのかを考え、現在、グルテンフリーを必要とされている方々に何を提供するのかが重要だと気付いた。そこで、ビーフンという食文化もさることながら、多くの方に愛されるラーメン、しかもグルテンフリーというジャンルに本気で挑んだ」と振り返る。






