グリーンテクノロジーやモビリティ、ライフサイエンス、AI(人工知能)、持続可能な建築など10のテーマに分けて紹介する。
最後の「未来の部屋」では、マルチメディアとAIを活用する。
来場者が4人1組となり、17種類あるSDGsの目標から1つを選び、AIがそのイメージを即興で“音符化”して奏でる。
メンバーが変われば、コンビネーションも変わり、その都度異なる曲が生まれる。
音楽の演出は、オーストリアの名門・ザルツブルク・モーツァルテウム大学の学生の協力による。


アルフ・ネテック氏は、「パビリオンのテーマ『未来を作曲する』という概念は、すべての世界に共通する」と訴える。
そして、「未来は、一人ひとりが自ら生み出すもので、他人によって作られるものではない」と語る。

グラーツのエッゲンベルク城(世界文化遺産)に所蔵されている「豊臣期大坂図屏風」を、最先端の拡張現実(AR)技術を通じて、“動く絵巻物”として生き生きとした形で見ることができる。

このほか、パビリオン内のレストランでは、伝統的な肉料理「シュニッツェル」や、パンケーキ「カイザーシュマーレン」のほか、チョコレートケーキ「ザッハトルテ」も楽しめる。


「カイザーシュマーレン」は、独特の良い香りが漂うデザート。テイクアウトもできる。
■オーストリアパビリオン・プロモーション映像 (C) Expo Austria/BWM Designers & Architects





