全国的に見ると、消防団員の数は減少傾向にあります。働き方の多様化や都市化により「なり手不足」が大きな課題に。
そういった状況下において兵庫県は全国でも比較的団員数が多いといい、中でも姫路市の団員数はトップクラスなのだとか。この事実は、地域住民の防災意識や地元愛の高さを物語っています。

坂本さん自身が団長として一番大切にしてることは何か問いかけると「消防署員と消防団員が協力・信頼し合って、市民の安心安全を守っていくこと。今はとてもそれがうまく機能していると思っています」と話しました。
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地域の誇り・姫路城を守るのは、そこに暮らす人たちの想い。消防団の存在は、その象徴といえるでしょう。未来のまちを守るために、今も静かに、そして力強く活動は続いています。

(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西『ヒメトピ558』2025年5月2日、9日放送回より




