この秋デビューする兵庫県の新品種米をはじめとする地元食材が当たる「兵庫県 地産地消 おいしい食材の宝庫 再発見キャンペーン」の詳細について15日、兵庫県とキリンビバレッジ、全国農業協同組合連合会兵庫県本部（JA全農兵庫）が発表した。同キャンペーンは地産地消を目指した地元食材のPRや県の農業・漁業への興味関心を高めるねらいで毎年実施されており、今年で5回目。
県内スーパーなどの対象店舗でキリンビバレッジの商品（紙パック商品を除く）１品以上を含む税込800円以上のレシートで応募可。県下で約20年ぶりに開発された新品種「コ・ノ・ホ・シ」新米10キロが30人に当たるほか、「明石だこのやわらか煮」「淡路島玉ねぎ盛りだくさんセット」「いち推しパン・お菓子づくりセット」「厳選黒豆づくしセット」など地元が誇る食品の中から1セットがもらえるコース（６種各30人・計180人）も。農作物収穫とピザ・パン焼きを楽しめる体験コース（4人１組で10組／11月1日［土］実施）も選べる。
また、キリンビバレッジの自動販売機商品を対象としたキャンペーンも展開。「おつまみセット」「ひょうごのお肉セット」「お菓子セット」が各20人に当たる。
応募期間は5月19日（月）～7月7日（月）。有効なレシートは5月19日（月）～7月6日（日）。応募はLINEまたははがきで。自販機対象の応募はLINEのみ。詳しい応募方法はキャンペーンサイトをチェック。
「コ・ノ・ホ・シ」は高温に強く育てやすい品種で、食感ももちもちとしておいしいという。県内の「ヒノヒカリ」「コシヒカリ」を代替する品種として今後も取り組みが進められる。
同日開かれた会見で、キリンビバレッジの有馬正剛・近畿圏統括本部長は「昨年は近畿の1500店舗で実施され、応募総数は１万通を超えた。その前の年の2倍以上で、年々盛り上がりを見せている。『コ・ノ・ホ・シ』のPRにも役立ちたい」と話した。兵庫県農林水産部の守本真一部長は「9年の歳月をかけて開発した新しいお米をこのキャンペーンによって皆さんに知ってもらい、食べてもらえるのはありがたい。こうした取り組みで県産農林水産物全体の認知度向上、地産地消が進み、農林水産業の活性化につながれば」と期待を寄せた。
キャンペーンについての問い合わせはキリン・キャンペーン事務局フリーダイヤル0120-685-036またはサイト（5月19日公開予定）から。
