子どもの得意を見つけた後、どのように伸ばせばよいのでしょうか?
「年齢があがればあがるほど、『自発的』に取り組めるかが伸びるポイントになります。そして、自発的に取り組めるようになるには、『自己肯定感の有無』が大切です。自分はできるんだという、ポジティブな勘違いから得意だと思う声かけをすることや、周りから認められているという実感を与えると、自己肯定感が高まります」(山本さん)
家庭だと「手伝いの機会」を増やすことや「自分で決める習慣」をつけるのが良いと山本さんはアドバイス。子どもたちは「与えてもらうのではなく、必要とされること」で伸びる可能性があると説明しました。

山本さんによると、幼児教育について「0〜2歳こそ教育的アプローチが大切」なのだとか。
「3歳までに脳の80%は成長します。0〜2歳の間は、どんな環境で何を積み重ねたかがとても重要視される時期です。子どもたちには“経験”に特化した環境を選んでほしいと思います」(山本さん)

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子どもの得意を見つけるには、日常的なことから変えていくことが大切だということが分かりました。
(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip』2025年5月7日放送回より



