今春、神戸から新たに就航した直行便で、初めて訪れた韓国。首都・ソウルや、空港のお膝元・仁川の街を歩いてみると、想像以上に新旧の文化が共存していて、どこを切り取っても魅力的でした。ここでは市場や街なかで出会ったグルメにスポットライトを当てます。
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神戸を発って仁川まで約2時間で到着。仁川広域市内の「新浦(シンポ)国際市場」では、印象に残る韓国グルメに数多く出会いました。

まず口にしたのは、直訳すると“嘘のパン”という「コンガルパン」。大きくてふっくらしたパンですが、中を割ってみると空洞に。この皮の部分にほんのり甘い味付けがされ、表側はカリカリ、内側はしっとりとした食感を楽しめる一品です。今回は「大王コンガルパン」という通常サイズよりも大きいものをほおばりましたが、みんなでシェアして食べるのもいいかも。
「タッカンジョン」は甘辛いタレに漬け込んだ唐揚げ。タレを絡めてあるのにカリカリとしいてビールに合う! このチキンとビールの組み合わせ「チメク」は、日常的に市民に親しまれているそう。
さらに、「チョルミョン」という、甘辛のみそとキャベツ、きゅうり、もやし、ゆで卵をよ〜く混ぜていただく麺を、1971年創業の老舗の専門店で実食。そうめんより太く、うどんより細いくらいのもちもち麺で、ペロリといけちゃいました。同店では他にも、具材が透けて見える餃子のような「モドゥムマンドゥ」にも舌鼓を打ちました。



