ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。昭和のカルチャーを愛する阪田マリンが、昭和の思い出についてメールを募集した。

マリンが紹介したのは、「スーパーカー消しゴムを買って学校に持ち込んで、机の上で遊んでいた」というメール。
このリスナーは、ゴムでできたスーパーカーの玩具“スーパーカー消しゴム”をノック式のボールペンで弾き、相手に当てて落としたら勝ちという遊びで盛り上がっていたという。
「お金持ちの子はたくさん持っていたが、(自分は)少しのスーパーカー消しゴムを大事に持っていた」そうで、「たまに、ひと回り大きなタイプを見つけてくる友人や、筆箱ほどの巨大なサイズのものを買って持ってくる友人もいた」と、思い出がつづられていた。
サマンサは、スーパーカー消しゴムについて、「見たことはあるけど世代としては違う」とコメント。
そんなサマンサが集めていたのは、“かみつきばあちゃん消しゴム”。名前のとおり、鉛筆などにかみつかせることができ、さらに、入れ歯ははずれる仕組み。そのユーモラスな姿で人気を博したアイテムだ。
一方のマリンは、「ラーメン鉢や麺などの部品にわかれていて、組み立てるとラーメンが完成する消しゴムや、粘土質なやわらかい消しゴム“ねりけし”などで遊んだ」と懐かしんだ。
世代ごとにさまざまな文具が流行したが、学校によっては禁止されているものもあったという。
サマンサの通っていた学校では「“ロケット鉛筆”も流行ったが、字が薄いから学校で禁止されていた」そうで、マリンも「落としたら『ガチャーン!』と音が鳴って、授業中にみんなの気がそれるから“缶ペン”を持っていくのがダメだった」と当時を思い返した。
ほかに、「カセットテープの交換日記」を挙げたリスナーもいた。
なんでも、小学生のころ、ラジオDJの真似をしながらしゃべっている様子をカセットテープの片面に録音して友人に渡し、それを聴いた友人が反対の面に録音して返すというやり取りを繰り返していたという。
2000年生まれのマリンだが、じつは、カセットテープを持っているという。初めて買ったカセットテープは松任谷由実『BLIZZARD』で、「スノーボードに行くときによく聴いていた」ことを明かした。





