一般的には使用されず、業界のみで専門的に使われる言葉を「業界用語」という。代表的な例では、芸能界でよく使われる「ケツカッチン」「バラシ」などが挙げられる。お笑い芸人・はるかぜに告ぐが「芸能界の業界用語」を紐解きつつ、他業界の用語も紹介した。

●芸能界
【上手(かみて)】舞台の向かって右を指す。
【下手(しもて)】舞台の向かって左のを指す。
【ガヤ】場を盛り上げる役割
【入り】仕事現場に到着する時間
とんずは「いまだに上手・下手が曖昧になることがある」とコメント
●タクシー業界
【工事中】警察の取り締まりを指す。
無線で「工事中です、注意してください」と入ったら注意が必要なのだとか。「ややこしいなあ」ととんずはボヤいた。

●百貨店業界
【川中様】万引き客を指す。
「買わなかった(かわなかった)」という意味から転じた言葉が浸透したといわれている。これに対し、とんずは過去にアルバイトしていたスポーツショップでのエピソードを披露。その店では万引き犯のことを「2番」と呼んでいたそう。「野球コーナー、2番おねがいします」というと、野球コーナーで万引きがあったことを意味していたのだそう。とんず自身オリジナル用語として82番を作ったと明かした。意味は「タバコ(ヤニ)休憩」。後に他スタッフにも広まっていったのだとか。

●ホテル業界
【幽霊】予約の入っていない客が来ること。
●宇宙関連業界
【コピー】「了解」のこと。本来“複写”という意味だが「相手のメッセージを正確に聞き取った」ということを表している。

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といろは自身が所属する芸能界について、「シースーみたいな逆さ用語がきけるかとおもっていた」とコメント。これに対しとんずは「シースーに届かんやつが多いからなあ」と悲しげなコメントを残した。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より
(2025年6月17日放送回)



