こうして見ると、七夕は単なる星の物語ではなく、自然や季節、技芸、祈りとのつながりを大切にしてきた日本の伝統行事だったことがわかります。
現代の私たちにとっても、自分の成長を願ったり、大切な人の健康や平和を祈ったり。短冊に思いをこめる時間は、立ち止まって心を整えるきっかけになるかもしれません。
ちなみに、今年の7月7日は過ぎてしまいましたが、2025年における旧暦の七夕は8月29日にあたります。この機会に、星空を見上げながら、あらためて願いを空に託してみるのも良いかもしれませんね。
(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』2025年7月6日放送分より





