最後に紹介したのは、「1年に少しだけ帰ってくる父とのお出かけ」という書き出しのメール。リスナーの父親は外国航路の船員だったため、日本にはほとんどいなかったという。
物心がついたときに“お父さん”という認識がなかったため、父親に「おっちゃん、いつ帰るん?」と尋ねたところ、「お父ちゃんやから帰らへん」と返されたのが記憶に残っているという。
このメールを受けて、マリンは「お父さん、ショックですよね」と同情。
サマンサが、「“おっちゃん”というのはお母さんに言わされていて、お父さんは『じつは、自分を追い出そうとしているんかな』と危機感があったんじゃない?」と妄想すると、「すごいドラマがはじまった! それはちょっと複雑ですね」と笑っていた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年8月7日放送回より





