大阪・関西万博に関連した台湾文化発信イベント『We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関⻄万博』がグラングリーン大阪(大阪市北区)で8月20日まで開催されている。
“未来への応援、奇跡の島” がコンセプト。
グラングリーン大阪「VS.」の特別展「台湾スペクトル」では、台湾の天然染料を使った織物を展示。光や映像で台湾の風景を再現する没入型展示「台湾本色」が人気だ。


「台湾本色」 は、 ホログラフィック・プロジェクションとアートディスプレイ、照明を組み合わせ、時代の移り変わりを表現した映像を追いかけながら、台湾の自然がどのようにアーティストたちの色彩感覚を育んできたのかを感じることができる。
絵画とテクノロジーを融合させた「ビリーブ・イン・ライフ」という作品で表現した。




台湾は日本と正式な外交関係がなく、博覧会国際事務局(BIE)に加盟していないため、大阪・関西万博に参加できない。万博には台湾系日本企業・玉山デジタルテック(本社・東京都千代田区)のパビリオン「Tech World」を出展しており、表向きに台湾と名乗っていない。


今回は台湾の文化部(文化省)が万博会場外でイベントを主催して「台湾」を前面に出す。大阪・関西万博は6か月と長期にわたるため、会期中盤で夏休みシーズンにあたる8月に実施している。



