ブドウには「赤・黒・緑」があるってどういう事? 皮がスルンと剥ける“裏ワザ”を野菜ソムリエが伝授 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ブドウには「赤・黒・緑」があるってどういう事? 皮がスルンと剥ける“裏ワザ”を野菜ソムリエが伝授

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

 まだまだ暑い日が続いていますが、スーパーの店頭では早くも秋の味覚が並ぶ時期。今回は秋のフルーツの代表格「ぶどう」の選び方やおいしい食べ方を、兵庫県神戸市の産直市場「ナナ・ファーム須磨」の野菜ソムリエ・神垣八千代さんに教えてもらいました。

野菜ソムリエ・神垣さん(写真右)

☆☆☆

 谷垣さんによると、今年の夏は雨が少なくぶどうがとても甘くなっているのだとか。さて、ぶどうとひと口に言っても、大まかに3つの系統に分けられるといいます。

「巨峰などの『黒皮系』、安芸クイーンなどの『赤皮系』、マスカットなどの『緑皮系』があります。甘味やコクが好きなら黒皮、フレッシュさを求めるなら赤皮、すっきりした甘さなら緑皮と、それぞれに特徴があります」(谷垣さん)

(左から)赤皮系の「安芸クイーン」、黒皮系の「紫玉」

「ぶどうは先のほうより枝のほうが甘くなっている」と谷垣さん。ひと房丸ごと食べるなら、上のほうと下のほうで食べ比べするのもおすすめだそう。

 皮が向きにくいとされる、黒皮系ぶどうにまつわる裏技も。「一度冷凍することで、皮がつるんと剥きやすくなります。ぶどうを冷凍するときは、枝の部分を2~3ミリ残して1粒ずつにすると劣化しにくくなります」とのこと。保存もきくうえ、ひんやりデザートとしても楽しめますね。

冷凍した紫玉

☆☆☆☆

 これこらぶどうを買うつもりの人は、谷垣さんからのアドバイスを参考にするといいかもしれません。

ナナ・ファーム須磨外観

■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。

LINEで送る

関連記事