整骨院業界の“課題とこれから”「選ばれる職業」にするためのイメージアップに取り組む若手施術家 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

整骨院業界の“課題とこれから”「選ばれる職業」にするためのイメージアップに取り組む若手施術家

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 神戸を中心に関西で25店舗を展開する整骨院グループで、若くして技術部の責任者を務める藤田悠平さん。ラジオ番組にて、現場から見える「業界の課題」やそれに対しての取り組みについて語りました。

株式会社Riedenの藤田悠平さん

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「すべての人に“自分ごと”で関わる」という理念のもと仕事に従事する藤田さんは、施術や接客において大切なことは「マニュアルではなく、一人ひとりに寄り添う姿勢」だと語ります「とにかく患者様をイメージすること。居心地のよい環境を用意することは、これからの院づくりにはマスト。香り・音・マイナスイオン装置などを活用するといいと思います」と持論を展開。

 来院者の多くは40〜60代の女性だと言われ、美容意識の高まりとともに「身体への投資」を行う人が増えているとのこと。また「最適なアプローチ」を施すために、痛みの原因を個々に特定できるAIを活用した分析や徒手検査を取り入れる院も増えてきているのだとか。

 整骨院業界では、若くして院長を務めるケースも珍しくありません。藤田さん自身も20代で院長を経験しました。「患者様から『大丈夫なの?』と年齢を心配される声が出ると思ったので、見た目や話し方には特に意識を持ちました」と振り返ります。

「髪の毛がボサボサだったり、制服がだらんとしたりしていると、それだけで印象が変わってしまう。そこで社内で定められた『モラルコンディション』という基準を意識しながら自分を整えることで、最初は不安そうだった患者様からも『若いのにすごいね』という言葉をいただけるようになりました」(藤田さん)

 若さゆえの“信頼獲得の難しさ”に正面から向き合い、「信頼される先生になるための努力」の重要性を学んだと語る藤田さん。この経験は、現在の指導的立場にも活かされているといいます。

 最後に今後の夢について問われた藤田さんは、次のように語りました。

「整骨院の業界は勤務時間が長かったり、『ただ揉むだけ』というイメージが強い。そのため、なかなか“選ばれる仕事”になっていない現状があります。だからこそ、従事者が誇りを持てるような業界に変えたい。将来の夢を聞かれたときに『整骨院の先生』と答えられるような、そんな職業にしたいです」(藤田さん)

(左から)パーソナリティーの田中大貴、株式会社Riedenの藤田悠平さん、パーソナリティーの林歳彦

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年8月11日放送回より

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