ヴィッセル神戸、元日本代表GK権田の加入を発表 GK新井の負傷離脱受け緊急補強に動く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸、元日本代表GK権田の加入を発表 GK新井の負傷離脱受け緊急補強に動く

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 サッカー・J1のヴィッセル神戸は20日、元日本代表GK権田修一選手(36)の完全移籍加入が決まったと発表しました。

 ヴィッセルは、GK新井章太選手(36)がJリーグYBCルヴァンカップのプライムラウンド準々決勝で左ひざを負傷。全治約8か月と診断され、今シーズンのプレーが絶望的になっていました。

 クラブのGK陣は、新井選手のほかに、正守護神の前川黛也選手(31)をはじめ、オビ・パウエル・オビンナ選手(28)、ウボング・リチャード・マンデー選手(18)と揃っていますが、首位争いを展開するJ1リーグの終盤戦、ベスト4入りしている天皇杯、そして、AFCチャンピオンズリーグエリートと、3大会を並行して戦うクラブは、このたび緊急補強を行い、実績抜群のGKの獲得に至りました。

 東京都世田谷区出身の権田選手は、アカデミーで育ったFC東京でプロの道をスタートし、国内外あわせて6クラブでプレー。近年は2021年から4シーズン、清水エスパルスで活躍後、今年は6月までハンガリーのクラブに在籍していました。J1で321試合、J2で97試合に出場するなど、豊富な実績を持ちます。

 日本代表でも育成年代から頭角を現し、A代表では国際Aマッチ38試合出場、ワールドカップには2014年のブラジル大会、2022年のカタール大会でメンバー入り。カタール大会では全4試合に出場して日本のベスト16入りに大きく貢献しました。

 背番号が71に決まった権田選手は、クラブを通じてコメントを発表。「クラブの悲願であるACLE制覇、そしてヴィッセル神戸がさらに強く、今以上に愛され、あらゆる世代から応援されるクラブへと更に成長していけるように、持てる力をすべて注ぎ込みます。応援よろしくお願いいたします」と意気込みを述べています。

ヴィッセル神戸
LINEで送る

関連記事