岡山県北部の中山間地域に位置する自然豊かな町、奈義町。「町民が暮らし易く、永続できるまちづくり」を進め、2019年(令和1年)に合計特殊出生率2.95を記録。これは全国的にも高い水準となり“子育ての町”として話題に。また「奈義町現代美術館」を擁し、アートに縁深い場所とも言える。そんな同町で、アート・音楽・グルメが融合したイベントが開催されるという。
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そのイベントとは「アートdeミートNagi 2025」。10月5日(日)17時からスタート予定だそう。幻想的なプロジェクションマッピングアートや岡山フィルハーモニック管弦楽団の演奏が流れる空間で、県内のシェフが手掛ける「なぎビーフ」や「おかやま黒豚」を使用した料理を堪能できるのだとか。
なぎビーフとは、勝英地域の特産品の黒豆「作州黒」を飼料として育てた和牛の肉。口にすると豊かな風味と脂肪のとろけるような甘みが口の中に広がるという。2012年(平成24年)に全国和牛能力共進会において「7区肉牛の部」で全国2位に輝いている。

肉の品質自体は名だたる有名ブランドにも負けていないにも関わらず、知名度が低いという、なぎビーフ。生食以外にもさまざまな商品がラインナップするが、酒のつまみやおやつとしてオススメなのが「なぎビーフジャーキー」とのこと。土産として買い求める観光客も多いという。
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ほかにも「ビカリアミュージアム」「山の駅」「菩提寺の大イチョウ」など、芸術と自然が調和した見どころも盛りだくさんの奈義町。秋の行楽シーズンに訪れてみるといいかもしれない。
※ラジオ関西「木曜Clip」 2025年9月25日放送回「岡山県北 美の国Clip」より




